最初はAI疑惑から始まったやり取りが、まさかの恋愛ドラマのような結末に。
プロフィール
見た目は、韓流の川上男子。
彼のジョンウンヘアーを見て、彼が所属する団体がどこなのか、なんとなく予想がつきました。
プロフィールの内容は、
・職業:公務員
・お互いの仕事や考え方を尊重して、お酒を飲みながら楽しくお話がしたいです。
・趣味は運動・読書・料理・投資になります。趣味を通じてお話ができたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
メールの向こうは、AIか?それとも人間か?
成績はさておき、投資をしている私にとって、投資の話ができる相手と出会えたことが嬉しくて、マッチングしました。ところが、最初のメールが届いた瞬間、「これは新手のAIか!?」と疑いました。なぜなら、”ウニコさん”と丁寧に名前から始まり、まるで新規企業の担当者から届くビジネスメールのような硬い表現の文章だったからです。
しかし、「ん?やっぱり人間かも?」と思い始めたのは、私の問いかけに対して、彼が様々なエビデンスと共に独自の見解を返してくれたときでした。さらに、私の意見を肯定しつつ、自分の考えを付け加えるイエス・アンド話法で返してくれたのです。
初対面の印象から変わった彼の姿
やり取り開始から約2週間、落ち着いた和食居酒屋で会うことになりました。写真詐欺が当たり前の中で、彼は写真通りの方でした。丁寧すぎる文章が最後まで変わらなかったこともあり、変な人だったらどうしようと心配でしたが、結果的には彼が今までで一番正直な方でした。
初対面の印象は、とても落ち着いている方だなという印象でした。投資や仕事の話で、会話が途切れることはなく、終始穏やかな時間が流れ、投資のおすすめの本までプレゼントしてくれました。
ところが帰り際、紳士的な態度を見せていた彼が、突然肉食系男子に変わり、「帰したくない」と言って私を抱きしめました。
正直なところ、彼は私のタイプではなかったので、彼の期待に応えることはできませんでした。でも、内面は素晴らしい方だったので、時間をかければ好きになるかもしれないと思い、次に会う約束をしてその日は別れました。
決断の時
その後、彼からのアプローチはますます情熱的になりました。しかし、いくらやり取りを続けても、私の気持ちが変わるどころか、むしろ冷めていくばかりでした。友人から「その年齢でその団体にいるって、何か問題があるんじゃない?その団体に所属している人は、資格を取った後、一般企業に転職するのが普通だよ」と言われたことも、引っかかりました。
彼の気持ちには感謝しつつも、2回目のお誘いを断ることに決めました。しかし、彼から「どうしても、もう一度会いたい」と言われ、断りきれなかった私は、再び会うことにしました。私は彼に、今の正直な気持ちを伝えると、彼は「気持ちが変わるかもしれないから待たせてほしい」と言ってくれました。でも、私は彼の時間を奪いたくないし、自分も次に進みたかったので、断りました。
この先、この決断が、お互いにとって最良だったと思えるような方に出会うことを、願っています。