長文男 ~一文一会~

交流録

彼の誠実さと長文スキルは今でも忘れられません。

プロフィール

見た目は、パーマを効かせたおしゃれなヘアスタイルに眼鏡、スマートでクリエイティブな印象。
外見からセンスの良さが感じられる都会派男子。

プロフィールの内容は、
・不動産の営業職
・ジャンル問わず音楽が大好きで、フェスやライブによく足を運ぶ。
・スポーツ全般好きで、サーフィンなど幅広く興味を持つ。
・読書も趣味で、自己啓発やフィクション問わず、新しい視点を学べる本が好き。
・前向きで好奇心旺盛な性格。新しいことに挑戦するのが好き。
・趣味や好きなことの話で盛り上がれるお相手だと嬉しい。

距離の壁

やり取りを始めてまず確認したのは、住んでる地域。
「○○市です!」と答えたら、まさかの片道2時間(高速で1時間)の距離。「ちょっと遠いかな…」と、丁重にお断りしようとメールを送信。でも数分後に届いたメールは、まさかの1スクロールを超える長文。何が起きたのかビックリして、とっさにメールを閉じました(笑)

一文一会のマエストロ


フリーズから覚め、メールを読んでみると、
「距離を理由に諦めてしまうのは、残念な気がします。確かに距離はありますが、お互いに休みが全く合わないわけではなく、平日に一日合わせられるなら十分に可能性はあると思います。その距離があるからこそ、会う時間が特別に感じられることもあるかもしれません。」と、割愛している部分もありますが、このような内容が書かれていました。

その誠実さに引き寄せられ、やり取りが続きました。
彼は私が送ったメールの内容すべてに丁寧に反応してくれるので、私も同じように返信し、長文のラリーが途切れることはありませんでした。読書好きならではの長文ですが、無駄がなく、要点がしっかりしているため、内容がとても分かりやすく構成されていました。長文を受け取ること自体は嬉しいのですが、文章力に自信のない私は返信がなかなか大変で、時折生成AIの力を借りてしまうこともありました(笑)

未熟な私、そして別れ

そんなこんなで1か月間のメールのやり取りが続き、ようやく会うことに。
しかしその頃、アプリのオンライン機能から彼が他の女性ともやり取りしている気配を察知。
冷静になるべきところを、「他に女性がいるなら…」と嫉妬してしまった私は、会う前にフェードアウトしてしまいました。今思えばマッチングアプリで複数の人とやり取りするのは普通のこと。あの時の私は、まさに嫉妬心の暴走モードでした。

エピローグ


ふとした瞬間に彼のことを思い出します。
「本を読んだらアウトプットが大事」とか「この曲、絶対気に入るよ」とか、長文のやり取りが懐かしい。
あの時、彼と会っていたら、どんな未来があったんだろう…。

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